今日も、古楽器奏者の岩田さんの教室にお邪魔して、ルネサンスギターの開発の話をたくさんしました。
現在、世の中で製作されているルネサンスギターは、ウクレレで言えばバリトンサイズくらいの大きめのものがほとんどですが、岩田さんのお話によれば、ルネサンスギター最盛期のころは、ソプラノサイズくらいのものも含めて様々なバリエーションがあったそうです。まさにウクレレと同じようなな手頃なサイズ感だったのかもしれません。
そこで、今後の計画として、ウクレレのコンサートサイズくらい大きさでルネサンスギターを作ってみようということになりました。現在、そういうサイズで作っている人は世界でもほとんどいないので、どんな音になるのか興味しんしんです。日本にルネサンスギターを弾く人は現在百人もいないかもという話なのですが、ルネサンスギターを弾くという文化を生んで行くには、コンサートサイズは扱いやすくてお手頃なような気がします。
最近ウクレレのンサートサイズの型枠を作ったばかりで、しかもその型枠はルネサンスギターの形を参考にして作ったので、その型枠をルネサンスギター作成にも使用できそうでタイミング的にもばっちりです。
何かを開発するというのは楽しいです。演奏家と製作者がそれぞれの視点を持ち寄って一緒に開発するというのは、最高の形に恵まれていると思います。