この写真の小さな鋸、クラフト145という名前のとおり、小さな木工品などを切るときにとても便利です。木工をしていると、ちょっと切って調整したいという場面はたくさんあるので、登場場面はかなり多いです。
知り合いの大工さんも、家具職人さんも、木工教室の先生も、みんなこれを持っていました。趣味木工にとどまらず、プロ御用達の逸品ですね。(^^)/
このクラフト鋸の特徴は、
・とてもよく切れる。すいすい切れる。
・アサリがないので、作品を傷つけてしまうことが少ない。
・刃がかなり自由に曲がるので刃が入らないところにも入りやすい。
・安い
この4つですね。(*^^)
アサリというのはこれです。
この鋸の刃の先端が左右に少し開いているのがアサリです。このように開くことで、切断している木との間に少し隙間ができるので、抵抗が少なくなり、切りやすくなるんです。そして、この隙間から切りくずが外に排出されるので、その点でも切りやすくなります。通常の鋸はみんなこのアサリがあります。
ところがクラフト145はこのアサリがないんです。なぜかというと、小さな木工品を切っているときに、このアサリが余計なところに触れてしまって、作品の表面を傷つけてしまうことがよくあるんです。表面が傷ついてしまうと、作品全体を磨きなおさないといけなくなって、大変な手間になったりします。そういうことがないように、わざとアサリをなくしてあります。アサリがなくても、小さな物を切るという前提の鋸なので、そんなに抵抗は大きくないから、大丈夫なんです。
とまあそんなわけで、このクラフト145、とても便利です。私の場合は、この鋸の登場場面が、ほかの鋸に比べて一番多いですね。おすすめの鋸です。(^^)/
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