ウクレレ豆話

仏像とウクレレ

日本の仏像に使われてる材料には、時代ごとの特徴があって、

飛鳥時代 ほぼ全部クスノキ製の木像

奈良時代 木製像が消えて、金銅像と乾漆像(粘土と漆と布)が中心になり、内部構造材にヒノキが使われるのみ

平安時代 金銅像と乾漆像が姿を消し、平安時代前期はヒノキの一木作り、後期はヒノキの寄木作りになり、以後ヒノキの寄木作りが日本の仏像の主流になる。また、広葉樹のセンダン、ケヤキ、ハリギリ、サクラ、クルミ、カエデ、カツラ、カヤによる異国風の特徴を示す木像の流れも見られるが、やがてヒノキ製の主流に呑み込まれていく。

鎌倉時代~江戸時代 ヒノキの寄木作りが完全に定着

以上は「木の文化をさぐる 小原二郎著 NHK BOOKS」に書いてあった情報なのですが、これを読んで私が最初に思ったことは、ウクレレ材になる日本の木として私が注目してた材種と同じじゃないか! ということでした。

仏像材として上に出てきたクスノキ、ヒノキ、センダン、ケヤキ、サクラ、クルミ、カエデ、カツラ、カヤは、全部今までウクレレ材として様々な部位に使用したことがあり、それぞれ良い効果を示しています。ハリギリはまだ使用したことがないですが、これも有望ウクレレ材のひとつとしてすでに仕入れ済みでした。

また、朝鮮半島由来の仏像には、アカマツを使用したものが見られるという情報もこの本には書いてあり、アカマツの木片を叩いてみたときの音がとても良くて、ウクレレ材の可能性があると考えて既に仕入れ済みでした。

というわけで、仏像材は楽器にもなる!という新発見に、わけもなく嬉しくなったお話でした。(^^♪

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