コンピューター自身が学習をしながらテキストや画像や動画を生成してくれる生成AＩ。文章を作るチャットＧＰＴが一躍有名になりましたが、音楽の生成AＩも次々登場。2023年段階では次のような機能のアプリがあるようです。
・キーワード(プロンプト)を入力するとそれに応じた曲を生成してくれる。たとえば、「カフェ、仕事がはかどる、流れる、幸せ、宇宙」とか、自分が欲しい雰囲気を入力すると、それに沿った曲を生成してくれる。
・ジャンル、楽器、テンポ、コード、ムードなど、いくつかの指標を選択すると、それに応じた曲を生成してくれる。
・基本となるメロディ(既存のものでも自作のものでも)を入力すると、それを使った曲を生成してくれる。
・自作曲の伴奏を生成してくれる。
・自作詩に曲を付けて歌ってくれる。
・歌詞と曲を両方生成してくれる。
・自分の声を入力してその声で歌ってくれる。
・画像生成AＩや動画生成AＩと音楽生成AIとの組み合わせ。
細かい指定や調整ができるプロの作曲補助という方向と、自分の好みの音楽付き動画が簡単に作れる一般人向けと、今後どんどん進化して、様々な機能が統合していくのでしょう。
自分の演奏スキルに応じて練習曲を作ったり、子供の音楽教育や、ボケ防止や、様々な場面や用途で、どんどん日常の中に入り込んでくるにちがいありません。音楽生成AＩと古楽や民族音楽の組み合わせなども、予想外の音楽の広がりが生まれておもしろいかもしれません。
