ウクレレの魅力

ウクレレとルネサンスギターと歌で創るルネサンス古楽

先日5/25に福岡のあいれふホールで行われたハルモニー・セレスト音楽教室の無料コンサート。パンフレットを見て聞きにきたというお客さんの一人は、「こんな本格的な音楽が聴けると思ってなかったので、入ったとたんにびっくりしました。これが無料なんて!」とおっしゃっていましたが、本当に充実した内容で、見ごたえ聞きごたえ十分な3時間に及ぶコンサートでした。様々な古弦楽器と古管楽器とチェンバロと歌にウクレレも少し加わって、様々なバリエーションがありました。

プログラムの最初の二曲は全体演奏で、私もルネサンスギターで参加したのですが、その時の録音をどうぞ。ルネサンスギターとウクレレでこんなふうにルネサスン時代の古楽を楽しむことができるんだ、という好例。ルネサンスギター4本、ウクレレ5、6本、歌は大体10人ほどという構成。ウクレレ経験は2、3年以内の初心者が大多数。

Tant que vivray タンクヴィヴレイ 花の日々に生きる限り Claude de Sermisy (c.1490-1562・フランス) クロード・ドゥ・セルミジ ☟


Caccia d’Amore カッチャダモーレ 恋の狩人 Giovanni Giacomo Gastoldi (1554-1609・イタリア) ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ ☟

なかなか魅力的でしょう(^-^)。ルネサンスギターはウクレレの祖先ですので、ウクレレと古楽は結構相性がいいのです。「ウクレレで(de)古楽」という楽しみ方が広がるといいなと思っています。同時にルネサンスギターを現代の楽器として再発見し、現代的な展開が生まれてくるのも望むところ。両ベクトルが合わさり、古くて新しい、新しくて古い、そんな音楽の方向性があり得るように思います。

岩田耕作先生のハルモニー・セレスト音楽教室では、ウクレレも様々な古楽器も歌も学ぶことができ、音楽経験ゼロの方からプロレベルまで、一緒に組み合って楽しんでいるところが、音楽の原点と先端が融合している感じで良いなあと私は思うのです。福岡在住でなくても、リモートレッスンで参加可ヽ(^o^)丿。そのレッスン案内はこちら☟。なおこれはウクレレ&ルネサンスギターレッスンの案内書ですが、リュートレッスン、チェンバロレッスン、歌のレッスン、様々な弦楽器管楽器のレッスンについては、岩田先生に直接お問い合わせください。

 

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