作レレ

パロサントは加工がとてもむずかしいのです💦

今、パロサントでウスレレを作っているのですが、本当に加工がむずかしくて、汗汗汗💦です。

十分な乾燥材でも、樹脂分が多いせいか置いとくと変形が激しくて、他の部材と合わなくなってしまうし、ぴったりくっつけたとこも波打ってきたりして、しかも硬くて削れないのです。少しずつカリカリと木の繊維を齧り取るような感じて削っていったりして、まるで木をかじる虫になった気分(#^^#)。切る、削る、貼り合わせる、大きさを合わせる、角度を合わせる等々、基本工程の全部が難易度☆☆☆☆☆です。技術が問われますね。普通のウクレレより、1.5倍くらい手がかかりますね。

たくさんの隘路を抜けて、ようやく八割がたできているのですが、ちゃんとできあがるのか、最後までハラハラです。

少しずつ、木の調子に合わせて、気長に加工しています。聖なる木ですからね。気長にお付き合いしてます。

パロサントウスレレは、表板だけをパロサントにして、側板と裏板はマホガニーにしているのですが、全部をパロサントにするのは、木の動きが激しいのでやらないでいます。マホガニーに下支えしてもらいながらバロサントの音を出すというのが、バランスのいい選択かなと思うんです。

前回できたパロサントウスレレみたいに、いい音がするといいなあ(#^^#)。