あれこれいろいろ

アリアのルネサンスリュート もらった (@_@;)

リュートもらいました。

もう長く弾かないままお蔵入りになっていたというリュートを、古楽器製作の歴史的、技術的参考資料としていただいたのです。

このリュートは、1970年代にアリア(荒井貿易)から十万円台で販売されたものですが、福岡近辺の古楽愛好家の手から手へ、転々と譲渡されてきたものなのだそうです。弦高が高すぎたり、サイズ的に少々大きめだったり、重量が重かったりなど、特定の人の手に長くなじむことがないまま、転々としてしまったようです。

ネットでアリアのリュートを検索してみると、悪口大会のようです。リュートの形をしているがリュートではないとか、詐欺だとか、このリュートを買ったためにリュートをやる気がなくなったとか…。

しかしまあ、そこまで悪いものでもないでしょう。このアリアのリュートから入って、その後深くリュートの世界に入っていった方もいらっしゃるようですから。

私がもらったリュートは、確かに弦高が高すぎて、だいぶ弾きにくいようです。これも何かの縁ですから、いずれ調整できるところは調整してみいたいと思います。誰の手にもなじむことができなかったリュートが、だれかの手で美しく奏でられる日がきたら、うれしいですね。