全周波数を均等に含むような雑音であるホワイトノイズのことを前に少し書きましたが、これは白色光のアナロジーから付けられた呼び名です。そして様々な可視光のアナロジーで、ピンクノイズ、レッドノイズ(ブラウンノイズ)、ブルーノイズ、パープルノイズ(バイオレットノイズ)、グレイノイズ、ブラックノイズ等の分類もあります。これらの総称がカラードノイズです。
専門的科学的な説明は、次のウイキペディアをどうぞ。各種ノイズの試聴もあります。→ ウイキペディア カラードノイズ
素人説明的には、ホワイトノイズは様々な周波数成分が均等で、ピンクノイズは低周波数成分が多め、レッドノイズ(ブラウンノイズ)は低周波数成分がもっと多め、ブルーノイズは高周波数成分が多め、パープルノイズは高周波数成分がもっと多め、などというざっくりとした説明がされたりしますが、中でも、ホワイトノイズ、ピンクノイズ、ブラウンノイズには、安眠効果、集中効果、騒音遮断効果、精神安定(ラリックス)効果などがあるとも言われて注目されており、滝の音、風の音、せせらぎの音などに例えられたりもしています。
それらの効果が科学的にどのくらい確実なものとして検証されているのか、いまひとつよくわからないですが、YouTubeのコメントなどを見ると、よく眠れたとか、集中して勉強できたとか、近所の騒音が気にならなくなって助かったなどのポジティブな報告は結構あるようです。
以下を聞き比べてどんなふうに感じるでしょうか。
ホワイトノイズ↓
ピンクノイズ↓
ブラウンノイズ(レッドノイズ)↓