作レレ

マホガニーに鉋がけ 順目(ならいめ)と逆目(さかめ)が順に出てきて、逆目ぼれ

マホガニーの薄板に鉋をかけました。ウスレレのサイド板(側板)にする予定の板です。

木には繊維の流れがあって、鉋はそれに沿って、順目にかけるのが原則です。そうすると、すーっと、楽にきれいに削ることができます。
ところが、逆目にやると、木の繊維にさからって無理やりさかむけみたいになって、木の表面を傷めてしまいがちです。これを逆目ぼれ(さかめぼれ)と言います。

ひとめぼれ(・・?

 

うんにゃ、さかめぼれです。逆目が引っかかって彫れてしまうということだと思います。

で、マホガニーにはある特徴がありまして、一枚の板の中で、木の繊維の方向が何度も入れ替わるのです。交錯木理と言って、光の反射方向が変わるので美しい見た目にもなるのですが、鉋がけにはやっかいです。

一枚の板の中に順目と逆目が同時に存在するので、どっちから削っても逆目ぼれが出ます。

ひとめぼれ(・・?

 

うんにゃ、さかめぼれ。( 一一)

 

これに対して、スプルースは、鉋がけは簡単です。

木の繊維方向が一方向のみなので、スルーってかけられちゃいます。

スプルースルー って感じです。(^^)/

 

RELATED POST