一昨昨日、一昨日の二日間、福岡県もかなりの雪に見舞われ、路面凍結のためアトリエに行くことができませんでした。昨日はようやく氷が緩み、二日ぶりにアトリエに行くことができました。
アトリエに着いて車を停め、外階段を登ろうとしますと、上の写真のように雪の上に足跡がありました。雪の日にお客様の訪問があったようです。
しかし、これは一体どんなお客様なのか、指が七本から八本あるようです。どうやら人ではなく、山の方にお住まいの方のように見受けられます。それにしても指が七本とか八本はあまりにも多すぎるので、もしかしたら宮沢賢治ワールド的な異世界の方からの訪問者かしらなどとも思いました。
別の段の足跡も比較観察してようやくわかりました。これは足跡がふたつ重なっているようです。どうやら足あとを重ねるようにして直線上を歩いていく動物のようです。そして私は、おそらくこれはネコ君だろうと結論付けました。
猫が狭い塀の上などをすいすい歩いていくのはこんなふうに足あとを重ねて一直線に歩くからなんですね。
山の方にお住まいで、宮沢賢治の世界にもよく登場して異世界の方にも出入りしているらしいと噂のネコ君がお客様とわかり、私の推測はまあおおむね正解だったとわかりました。
