アコースティックギターを始めると、多くの人が最初にぶつかるのがFの壁です。( ;∀;)
この壁を乗り越えられずに、アコギの世界から撤退した人は、とても多いと思います。
なんてアコギな❗ と言う冗談はさておき、私も高1のときに初めてギターを買って、いきなりFの壁にぶつかりました。(‘ω’)
Fコードというのは、ドファラの和音を出すコードですが、アコギでは、人差し指一本で指板全体を横断的に押さえるセーハの形になり(バレーコードと言います)、最初はどう頑張っても弦のどれかの音が出ず、出てもやたらに音がびびります。
それなのに、Fコードの出てくる曲の多さよ。というか、Fが出てこない曲を探す方が難しい。
高1の私いっとーは、Fの壁を乗り越えられませんでした。今思うと、ギター自体も調整不足で、弦高が高すぎた気がするのですが、初めてギターを手にした高1いっとーにそんなことはわかるはずもなく、結局はFが出てこなくても歌えるわずか2、3曲だけがレパートリーになりました。
「その曲いつも弾いてるね。好きなんだね」
と言われ、
「ええまあ」
と微妙な笑みを浮かべて答えながら、
「好きじゃねえよ、これしか弾けねえんだよ」
と心の中で言ってました。
で、ウクレレは?
なんと、Fの壁がない!
人差し指と中指を軽くにぎにぎするだけで押さえられます。
その他のコードも、初期段階では、とくに大きな壁は見当たりません。
Cも簡単。
GもG7も、少し練習すれば押さえられる。
Amも超簡単。
ほかのコードも、とりあえずはそんなに難しくない。
仮にセーハが出てきたとしても、一発で押さえられます。なにしろ、弦が4本だけで、弦の張りのテンションも緩いですから。(^^)/
で、初日から、つっかえながらも1曲ひけちゃったりします。
C、F、G7だけで、
ゆーあーまいさんしゃいん♪
って歌ってます。
2日目には次の曲にも挑戦してるかもしれません。
もしかしたら、1週間後には、
C、Am、F、Gの4つを覚えて、スタンドバイミーなんてかっこいい曲を歌ってる可能性もあります。
うれしくなってそればっかり弾いてると、
「その曲、好きなんだね」
と言われて、
「うっす、好きなんす」
と満面の笑顔で答えられます。
ウクレレは、入り口が広いです。
未経験者歓迎。明るい職場です☺。 みたいな感じで、ウエルカム度が高いです。
ようこそ、ウクレレの世界へ。(^^♪