ウクレレの型を作るには、板を曲線に切る必要がありますが、そのとき活躍するのが写真のマシン、ジグソー君です。ジグはジグザクのジグ、ソーはのこぎりの意味で、不規則切りができるのこぎりがジグソーなのです。
このボッシュという会社のジグソーはとても優れもので、6cmくらいの厚みの板もざくざく切ってくれました。
この機械のおかげで、新しい形のウクレレやギターの型を作ることが自由にできます。糸のこ盤やバンドソーなどを使う人もいるでしょうが、私はこのジグソーが一、自由自在な形で厚板を切り抜くのに一番重宝しています。ジグソーでざっくり切り出したら、ベルトサンダーやスピンドルサンダーで曲面をきれいに削って仕上げます。
ジグソーは普段あまり出番はなく棚で静かにしていまが、ここぞというときには彼にしかできない仕事をやりとげてくれる、ないと困る機械です。
女性のみなさん、そんなタイプの彼氏も悪くないかもしれませんね。ほとんどの時は棚で寝てますけど…。