作レレ

フレットの打ち込み フレットハンマー

ウクレレ作りに欠かせない作業のひとつがフレットの打ち込みです。上の写真はフレットハンマーです。(^^)/

私の場合は、一番後ろの18フレットの方から打ち始めて最後に1フレットを打ち込むことが多いです。というのは、1フレット付近は演奏の使用頻度が高いので、まずは下の方の使用頻度が低いところで腕を慣らしつつ、一番調子のいい状態で1フレットの方に近づいて行きたいわけです。「調子のいい鍛冶屋」という童謡がありますがあれです。10フレットあたりまでには調子のいい鍛冶屋状態に入ってトンカンやりたいわけです。(^^)

打ち込みのときに使うのがこの冒頭の写真のフレット打ち専用のハンマーと板切れです。板切れをフレットの上に立てて、その上からハンマーでかんかん打ち込むんです。最初からハンマーで直接にフレットを打つと、フレットがへこんだり湾曲したりしがちです。

もちろん普通のハンマーでもできるんですが、重さ、バランス、ハンマーヘッドの硬さなど、やはりフレット打ちに使いやすくできていると思います。私はStewmacというアメリカの専門店から取り寄せたのですが、同じ商品ではないですがアマゾンにもフレットハンマーが出ていて、使い心地に大きなちがいはないんじゃないかと思うので、下に貼っておきます。

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ところで、フレットの打ち込み位置なんですが、下の写真を見て下さい。

フレット間の距離がネックの根元に行くにつれて少しずつ狭くなっていきますね。1フレット毎に半音高くなって12フレットで1オクターブが完成するわけですが、それには音の周波数を1フレット毎に1.0546309倍ずつ上げて行くことが必要になりまして、それをフレット間の距離に置き換えるとああなるわけです。

というわけで、

さあ、君も今日からフレット打ちだ! ( `ー´)ノ

なんでおれが?