アトリエの建物を中古で取得した際、上の写真のような杉材製の棚が建物の中に複数置いてありました。もともと横置きで使用していたようなのですが、これを上の写真のように縦置きにして、道具類を置くのに活用することにしました。
さらにそのような棚のひとつを、中板を抜き取って、次の写真のように、ウクレレのショーケースにすることにしました。ほぞ組みをして入れ込んである中板を抜くのは結構大変な作業で、半分解体してまた組み立てるような作業になりましだか、案外うまくできました。
そうして中抜きして取り出した中板を見ているうちに、大きな中板二枚を合わせて、横板一枚にはめ込むと、りっぱな作業台ができそうだというアイデアがひらめきまして、脚を四本ツーバイ材で付けまして、次の写真のような作業台を作りました。真ん中に立っている板が不思議な印象かもしれませんが、机のスパンが長いので、中央にこれがあることでぐっと安定した机になります。中央の出っ張りに塗装中のものを立てかけたりするのにもよさそうです。この机は塗装作業のときにしようと思っています。
年代感、使用感をわざと出して古材を使ったり、こすれ塗装をしたり、小さな傷をつけたりするエイジド家具が流行っていますが、一十舎の作業台や棚などは、自然にできたエイジド家具です。(*^-^*)
今日もひとつ機械類を置く台を作るかもしれません。これには、サイズが合えば古いはしごを利用しようかなあとも思っています。