一十舎のウクレレの特徴

フロロカーボン弦 とナイロン弦  WORTH

一十舎のウクレレには、WORTHという会社のフロロカーボン弦を張っています。

弦の素材としては、ナイロン弦、フロロカーボン弦、ナイルガット弦の三種が有名ですが、ナイルガット弦はちょっと特殊なので今日の話からは除きます。

なんと、釣り糸にもナイロン糸とフロロカーボン糸があり、ウクレレ弦と同じ素材なんです。だから、ウクレレの弦は釣り糸で代用できます。いい音は期待できませんが、釣り糸でも一応音は鳴るので驚きですね。( ゚Д゚)

ナイロンとフロロカーボンと、素材の性質がどう違うかというと、まずナイロンの性質は伸びやすくて柔らかいのが特徴です。だから、ナイロン弦だと、柔らかめの音が出て、指で押さえるときのタッチが優しめになります。ナイロンを釣り糸にすると、リールに柔らかくフィットして巻きやすいし、ルアーをふわっと浮かすような釣りに向いているそうです。

フロロカーボンの性質は伸びにくくて固めなことが特徴です。だから、フロロカーボン弦だと、指で押さえるときのタッチは少し固めになりますが、つややかな感度のいい大きな音が出ます。フロロカーボンを釣り糸にすると、硬くてリールに少しなじみにくいところがありますが、ルアーを沈めて水底を探るような感度が必要な釣りに向いているそうです。

ナイロンは柔らかい、フロロカーボンは固い、と覚えておけば、音やタッチの大体の傾向は推測できますね。

やわらかナイロン、かたフロロ (^.^)

と覚えるのがおすすめです。私が作った言葉です。(*^_^*)

ウクレレでも釣りでも、ナイロン弦(糸)は初級者向きと言われることがありますが、タッチが柔らかいからでしょうね。ナイロンが低級というわけではありません。柔らかい音が好きか、つややかな張りのある音が好きか、あるいは、柔らかく魚を釣りたいか、敏感な感度で魚を釣りたいか、好みの問題です。

一十舎でWORTHのフロロカーボン弦を使っている理由は、WORTHの弦には定評がありますし、2回分の弦が取れる長さで売られていてお得だからです。(^^)/

Worth Strings BM Medium ウクレレ弦

価格:1,296円
(2018/10/12 07:28時点)
感想(12件)


ところで、釣り糸を使ってウクレレを弾くことはできますが、反対にウクレレ弦を使って釣りをすることはお勧めできません。弦は短いので、結び目だらけの釣り糸になってしまい、水中の魚からバカにされます。(-“-)

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