ウスレレは、演奏時に持ちやすいのか、ということが気になる方もいらっしゃるでしょう。
私はウスレレを初めて持ったとき、
「これは持ちやすい」
と思いました。
今も違和感なく演奏できてます。
というか、めっちゃ持ちやすいとますます慣れて思う毎日(^^)/
でも、持ちやすいかどうかは人それぞれですから、普通のウクレレの厚みの方が持ちやすいと思う方もいらっしゃるでしょうね。最終的には好みの問題です。
そこでもう少し客観的なことを書くと、
薄いボディは右腋をしめて挟みこみやすいということは言えると思います。
全体に軽くなりますから、その点でも右腋に挟み込んで保持しやすいと言ってよいでしょう。
ウクレレの直角のとこが腋の皮膚に食い込むこともなく、そこも持ちやすいポイントのひとつです。
全体にコンパクトに体におさまる感覚が私の一番のおすすめポイントです。自分の体の一部みたいな感覚に近くなって、私はとても好きです。(^.^)
他方ボディが薄く軽くなっても、ネックは基本的に重さは変わらないですから、全体の重心バランスがネック寄りに近づきます。ネックが演奏中に下がるとスムーズな指移動を阻害しますから、ネック側の重さを軽減したいというのは課題のひとつです。
それについて私の頭の中を去来するのは、例えばこんなことです。
① ウスレレの場合は、14フレットジョイントは基本的に採用せず、12フレットジョイントにしよう。ネック側が短くなって軽量になる。
② ネックをどこまで細く削れるか? 細い方が好きな人と太い方が好きな人と、同じ程度いるのではないか。強度の維持も必要。
③ ヘッド部分をもっと薄くできるか。4本の弦のテンションが集中する部分なので、ある程度の強度は確保したい。
④ ヘッドの形をもっとコンパクトにできるか。ペグの取り付け位置をもっとナットに近づけれは可能かも。しかし、1フレットから3フレットあたりは多用する場所だから、ここがゆったりと押さえられることはとても大事。
⑤ ペグを軽量のフリクションペグにするか。しかし音合わせのしやすさは、圧倒的にギアペグがいい。軽量のギアペグは高い。
⑥ 指板をもっと薄くできるか?
⑦ フレットワイヤーを細い軽量のものにするか。その場合、弦のテンションにどう影響し、音にどう影響してくるか。
とまあ、こんなことを考えつつ、試作中です。
ほかにも、いろんな部位についてあれこれ思いながら試作段階なので、そのうち固まってきたら販売カートをこのサイトに付ける予定です。(^^)/
あとは、最終的には持ちやすいかどうかは、慣れの問題も大きいですね。
慣れればもう、住めば都! みたいな感じになりますよ。
最後はゆるい話になりました。(^^)
ま、ウクレレですから。
ゆるいのが魅力の楽器です。
(*´ω`*)