同じひとつのウクレレが、ある日は素晴らしい音に感じられ、またある日はぱっとしない音に感じられと、音に対する感度は結構日によって変動するようです。
このことを古楽器奏者の岩田さんに話すと、岩田さんは、
「男性の女性に対する感じ方みたいなものなんですかね…」
とおっしゃいました。
ふむふむなるほど。
ちなみにフランス語では、マンドリン、ギター、ハープ、コントラバスは女性名詞に分類され、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは男性名詞に分類されるそうです。
楽器をいちいち男性と女性に分類するフランス語の発想はいまひとつ日本人には謎ですが、これらの例からすると、撥弦楽器は女性名詞が多く、擦弦楽器は男性名詞が多いんでしょうか。
とすると、ウクレレは女性? なんでしょうか。