作レレ

山桜のブロック 桜の体感

上の写真に写っているものは、奥にあるのがセンダンの木で作成中のトップ、手前にあるのがマホガニーで作成中のネックと、その下にある山桜の木のブロックの作業台です。

今日のテーマは、この中で山桜の木のブロックのことです。

桜でウクレレを作ろうと思って山桜のブロック材を購入してあったのですが、それをちょっと作業台の高さ合わせに使ってみましたら、これがとてもしっくりきました。作業がしやすいんです。適度な重さと質感が作業をしっかりと支えてくれます。金づちやノミなどの衝撃を適度に柔らかく吸収してくれます。作業台として使うということでも、木の性質というのは体感として伝わってくるものですね。

柔らかいと硬いの丁度中間、重いと軽いの丁度中間、吸収と反発の丁度中間、そんな感じで、あらゆる要素を備えるバランスのよさを感じます。中庸という言葉を木にしたら桜になった…そんな表現もあてはまりそうです。

この桜の作業台が使いやすくて手放せなくなりそうなのですが、同時にこれでウクレレを作ってみたいという気持ちも同時に高まりました。

今日は春分の日です。桜の開花宣言も間近になってきました。コロナウイルスの影響で宴会を伴う花見は自粛傾向ですが、桜の花を静かに味わうにはかえっていいかもしれません。今年は静かに花の下を歩いて、伝わってくる桜の体感を感じ取ってみたいと思います。