売るレレ

ウクレレの輸出入とワシントン条約

ウクレレを海外で売るというアイデアのことを考えていて、「あ、ワシントン条約のことを考えなくちゃいけないんだ!」とハタと思い当たりました。

ワシントン条約というのは、動植物の保護のために、動植物の国際取引を規制する条約なのですが、ウクレレ作りで使用する材木の中には自由に輸出入ができないものが結構あるんです。

例えば、一十舎のウクレレで言えば、ホンジュラスマホガニー、ローズウッド、紫檀、パロサントが規制対象にあたります。これらを使ってあるものは、事前にめんどうな許可を取らないと輸出入できないんです。

一十舎の在庫を見ると、全部どこかに規制対象の木を使ってました。特にブリッジのローズウッドと指板の紫檀がワシントン条約にばっちり当たってしまい残念😞。マホガニーは、ホンジュラスマホガニーはあまり使ってなくて、アフリカンマホガニーを使っているのでこれは大丈夫。パロサントウクレレは残念ながら輸出できないですね。いい音してるのに。

今後、作ったものを自由に輸出できるように、ブリッジの材料をマホガニーなどに変えることも検討しようと思います。

 

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