あれこれいろいろ

木のクランプ そして三味線 東京和楽器の廃業

この木のクランプがとても便利で、ななめに突き出ているレバーをクイッと持ち上げるだけで簡単に板を挟むことができて、挟む力もレバーの持ち上げ度合いで調整できるし、とてもいいのです。
アメリカのお店から輸入で仕入れるのですが、結構高いんです。関税もかかかります。

日本では類似品を作ってるメーカーはないみたいですね。昔は日本にもあったらしいんですが、消えてしまったらしいです。需要がなかったんですかね。
日本でもまた作るメーカーが出てきてほしいですね。
いっぱい買いたいです。

唯一のメーカーが消えてしまうと言う話では、東京和楽器と言う日本で唯一無二とも言える三味線製造メーカーが廃業するんだそうですね。三味線やる人たちにとってはシャレにならない事態のようです。

三味線に似た楽器はアジアのあちこちにありますから、西から東に少しずつ変化しながら伝播してきて、海の端っこまで到達した最終変化系が日本の三味線なんだと思います。

ウクレレはポルトガル船に乗って海を渡った楽器ですが、三味線は陸を渡って大陸を横断した楽器なのかもしれません。ラクダやロバや馬の背中にゆられながらやってきたのでしょうか。

貴重な楽器です。新たな作り手が出てくるといいですね。

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