ウクレレの音を聞く

新作パロサントウクレレ 販売開始 & 試奏動画

新作のパロサントウクレレをヤフオクで販売開始しました。「ウクレレ パロサント 一十舎」の文字がタイトルにあったらそれです。

試奏の動画はこちらから。やさしい静けさを感じさせる穏やかな音です。

パロサントウクレレ1929 試奏動画

しずかな感じに弾きました(^^)。パロサントはそんな弾き方が似合います。

ヤフオクに載せた説明文はこんなです。

太宰府&福津のウクレレ工房一十舎からの出品です。完全手工の一品物のウクレレです。

古代インカのシャーマンが聖なる木として浄めの儀式に使用したというパロサントの木を表板にしました。パロサントを検索して調べると、負のエネルギーを除き良い精霊を呼び寄せるパワフルな木だと書いてあります。お守りや希少な香木として木片や粉が売られていますが、贅沢にもウクレレの表板を全部パロサント単板にしました。

パロサントは光を浴びると緑色になる木で、置き場所の光の状態で緑の濃度が変化します。ワシントン条約の保護下でのみ輸入できる希少銘木です。

パロサントは香木としても有名です。塗装のないサウンドホール内の匂いを嗅くど、いい香りがします。アロマとしてもパロサントは精油や木片が販売されています。

多方面に魅力あふれるパロサントですが、楽器としての実力はどうでしょうか? 穏やかで温かく優しい響きです。潤いのある音です。ハープのような響きとおっしゃるお客様が多いです。「なるほど聖なる音みたい」とおっしゃるお客様も多いです。サスティーンが長く透明感をもってよく伸びるので、そのような印象になるのだと思います。低音部から高音部までバランスよく伸びるので、アルペジオでじっくり弾いて味わいたい感覚です。油分を多く含んで密度の高い重い板なのですが、この油分と組織の緻密さが独特の音を作るポイントかもしれません。

音をお聴きになりたい方は、「ウスレレのすすめ パロサント1929」で検索していただくと、ブログに試奏動画を載せています。
また、YouTubeのページで、「パロサントウクレレ 1929」と検索しても出できます。 https://www.youtube.com/watch?v=zjNgFyr14vY

仕様は次のとおりです。
表板 パロサント
裏板と側板 マホガニー
ネック マホガニー
指板 紫檀
ブリッジ ローズウッド
ヘッドのツキイタ タモ玉杢
ペグ グローバー9N
弦 ワースBМ
木象嵌 ヘッド部分…パロサント、パープルハート、
指板ポジションマーク…上から順に、漆の木、チーク、パロサント、ウオルナット、楓、けやき
ロゼッタ…楓、チーク
塗装 シェラック 塗装(100万円超クラスの高級クラシックギターなどでしかあまり行われない塗装です。手作業で繰り返し塗り重ねる手間がかかりますが、塗膜が強く美しく音の響きにもよいと言われています)

一十舎のウクレレは、ボディ厚がもっとも厚みのあるところで45ミリ程度で、一般のソプラノウクレレの3/4ほどの厚みです。この厚みが、抜群に持ちやすく、弾き易く、音のバランスがいいのです。余計なものをそぎ落としたような素直な鳴りをします。ポルトガルからハワイにウクレレの元となる四弦楽器ブラギーニャが伝わった古楽器の時代は、同程度の厚みだった可能性があり、原初のウクレレに戻った味わいがあるのではないかとも考えています。

 

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